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ダリの
小さな冒険
1月
しつけ実践編1
トイレ/ハウス/アイコンタクト
2月
しつけ実践編2
オスワリ/抱っこ
3月
しつけ実践編3
ダリのクリスマス
4月
初めての沖縄探検・その1
5月
初めての沖縄探検・その2
6月
初めての沖縄探検・その3
7月
初めての沖縄探検・その4
8月
ダリの運動会・その1
9月
ダリの運動会・その2
10月
ダリの運動会・その3
11月
ダリ2歳のプロフィール
12月
ダリ3回目の秋に

初めての沖縄探検・その1

〜2003年4月〜
1歳半を迎え、ちょっぴりオトナになったダリを見て、ある日私は一念発起した。
「そうだ、ダリと一緒に旅に出よう!」。
目指すは沖縄。
冬の東京から飛行機に乗って一路南へ。
3泊4日の小旅行。でも、ダリと私にとっては何もかもが初めての大冒険。
さっそく旅支度が始まったのだが…。
疲れたジャックは良いジャック

 ジャック・ラッセルが良い子でいるためには、充分な活動が不可欠。つまり、ジャックは疲れてさえいれば良い子なのだ。私がダリ連れ旅行を思い立ったのは、この定説が身にしみ始めた昨年末のこと。
 活動といっても、ただ運動させればいいというものでもない。そもそも、日常の散歩だけでダリをほんとうに疲れさせるなんて、両親はもとより私の足でもほとんど不可能だ。では、どうすればいいかというと…しつけ教室でのアドバイスは「頭を使わせる」こと。新しいことを覚えたり、初めての体験をすることで、ダリのもじゃもじゃ頭が、エネルギーを消耗するというのだ。
 ふーん、なるほど。ならばいっそのこと大冒険をしてみようじゃないの。うんと遠くへ、初めての大旅行に連れていってやろう。このところ毎日ダリに遊びをせがまれて、へき易気味の両親にも、ちょっとした息抜きになるに違いない。
 そんな魂胆から、ダリと私の沖縄旅行計画が始まったのだった。

予算は少々、車もなし

 犬連れ旅行の場合、ペットOKの宿の有無で滞在地が決まるといってもいいかもしれない。せっかくだからビーチのそばで、お手ごろ料金で、お友達になれそうな犬がいるところを…と、ガイドブックをめくり、本島の中ほど、万座ビーチ近くのペンションに予約した。
 目的地と宿が決まったら、次は移動手段である。もちろん、メインは飛行機だが、ダリ自身、もともと関西から飛行機に乗ってわが家にやって来たのだから、あまり心配はない。ペットの搭乗に必要なクレートも、普段ドライブ用にしているものがIATA(国際航空輸送協会)の基準をクリアしているので、活用できることがわかった。
 だが、問題はその他の行程。クレート自体で約2Lほどあるところに、体重7Lになろうというダリを入れて、空港までの電車移動、さらに那覇空港から万座までのバス移動をこなすのは、あまりにツライ。だから、地上の移動には、しつけ教室通いに使っているナイロン製キャリーバッグを使うことにした。いちいち「容れ物」を換えなければならないのは、ちょっと面倒でもあるし、ダリが脱走する不安もあるのだが、車の運転ができない私にとって、他に方法はないのだ。

ダリの旅支度

 さて、出発予定の1月下旬が近づいて、いよいよ荷造り開始である。母は、ダリから解放される4日間に向けて、ウキウキと外出計画を立てる一方、荷造りにはやけに慎重だった。以下、私たちがダリの荷物として用意した品々を挙げると…。
●ドッグフード5日分
 3泊4日の旅程にもかかわらず、母は「万が一、台風か何かで帰れなくなったら大変!」と6日分持参することを主張したのだが、なんとか説得して5日分にしてもらった(冬の沖縄に台風が来るかどうかは別として)。
●トイレシーツ50枚
 やはり母は最初60枚を主張したが、いくらなんでも多いと説得。それでもかなりの容積である。
●寝具
 ダリ愛用の犬用寝袋を「寒くないように(沖縄で!)」と母が用意。ふと思いついてクレートの覆い布も用意。
●おやつ
 ダリはこれさえあればクレートにもすんなり入るので必需品!
●プレスガム
 寝る前に歯磨き代わりに噛むのが習慣。ダリはグレート・デーンなどと同じ巨大犬用を愛用。
●おもちゃ
 骨型ロープ、犬用ぬいぐるみ、ヒモ付きボールのお気に入り3点セット。
●食器
 手持ちの軽いステンレス製。
●消臭剤、ウェットティッシュ
 万一の粗相に備えて。
●足拭き用タオル、ブラシ、ガムテープ
 部屋を汚さないための最低限のマナー。
●Tシャツ(もちろんダリ用)
 客室になるべく抜け毛を落とさないため。
●シャンプー、タオル
 冬ではあるが、あわよくば泳ぐチャンスがあったら…。
●リード
 普通の長さとロングリードの2種類を用意。
●迷子札
 うかつにも、今までつけていなかったのだが、旅先での失踪を考えるとゾッとして、あわてて購入。
●その他
 4日分のウンコ拾いセット(ティッシュ&ポリ袋)、ペットボトル2本(飲料用とオシッコ流し用)。

いよいよチェック・イン!

 さて、大量の荷物も整い(一部は宅配便で先に送った)、いよいよ出発の朝が来た。目指すは午前10時10分羽田発の全日空便。途中駅で同行のカメラマン氏と合流し、JR、モノレールを乗り継いで無事羽田に到着。ダリの搭乗手続きを尋ねると、「『ペットお預かりカウンター』にて出発の1時間半〜40分前までに受け付け」という。
 まだ受付開始前なので、一旦空港から出て、ダリを歩かせる。軽い散歩とオシッコを済ませ、やや興奮気味のダリをクレートに納めたら、ようやく受付時間だ。
 まず、カウンターでクレートごと重さを測る。合計8.5L。次に「ペットを乗せるのは初めてですか?」という質問にうなずくと、受付のお姉さんが詳しく説明してくれた。ダリが乗る場所は、気圧も気温も人間の客室と同じであること。ただしちょっと暗いのと、エンジン音が聞こえる点が違うこと。ダリには2度目というものの、赤ちゃん時代ともの心ついた今では感じ方も違って怖がるかも…と、正直いささか心配だったので、この親切な説明にはひと安心だ。
 とはいえ、次にサインを求められた誓約書を読んで、身の引き締まる思いがしたことも事実。気温、気圧の変化の他、自然現象によってペットが死亡した場合は免責とする、というものだ。当然の手続きではあるし…ダリに限ってとは思うけれど…と、再び不安がよぎり、クレートをのぞくと…。クンともキュンとも鳴かずに、いくらかムッとしたような退屈顔。うん、これなら大丈夫。やっぱりジャックは、こういうとき頼もしいのだ!
 退屈顔のまま、ベルトコンベアで何処へかと運ばれるれるダリにしばしの別れを告げ、私たちも機内へ。さぁ、沖縄での大冒険に向かって、犬も人も発進だ!
【ペット運賃】
 全日空は10Lまで同額。超過分は1Lごとに加算される。東京〜沖縄は1Lあたり650円なので、ダリは最低料金の6,500円。指定のクレートを借りると520円プラス。ちなみに日本航空も10Lまではクレート貸し出し料込みで一律7,020円。超過分は1Lごとに650円と、両社同額だ。(2003年1月現在)