Sat.15.07.07 アバディーン、アゲイン

台風ですね。関東地方は、よくもまぁというくらい降っています。
台風の進路に当たる地域の皆様大丈夫でしょうか……って、ここもか。

雨天続きで洪水多発だった英国から続いて、なんだかずっと降られている気がしますが、記憶が残っているうちに、
とっとと、英国旅行レポートの続き、参りましょう。


6月25日
21:00頃 アバディーンのB&Bに到着。
混乱のヒースローを脱出して1時間半。日本の国内便同様、こちらでも離陸しちゃえばあっという間なんですね。
スコットランド北部の港町、アバディーンにやってきました。
じつはアバディーンって、20年前にも来たことがあるんですけれどね。
その時もシェットランド行きの中継地点として1泊しただけで、スルーしちゃったんですよ。
だから、メインストリートくらいしか覚えていないわけでして。
それでも20年前は、列車でアバディーンに着いて、翌日の夕方、夜行フェリーでシェットランドに向かったので、半日は街を歩くことができたんです。
ところが今回は、夜着いて翌朝の便で空路シェットランド入りの予定のため、ホントにただ泊まるだけ。
いわば足がかりにするわけですが……自分、不勉強でありました!

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いやね、素敵なところなんですよ、アバディーン。
B&Bへ向かうタクシーの窓から見た町並みの美しいこと!
アバディーンは「花崗岩の街」と呼ばれているんだそうですが、グレーの石造りで統一された家々の端正なたたずまいが、スコットランドの高〜い空を背景に、じつによく似合う。しっとりと落ち着いた、気品のある町並みです。
…なーんて、2度までもスルーしたワタクシが聞いたようなクチをたたくのもなんでございますが。
次こそは必ず。必ずや、じっくり堪能させていただきますよ。

←今さらですが、アバディーンだのシェットランドだのって、そんな場所、普通シランわな…ということに思い至り地図を作成しますた。
3時間もかけて何やってるんでしょうね。未処理案件に首までつかっているんですけどね、ワタクシ。
ま、何はともあれ、だいたいの位置関係をおわかりいただければ…。

6月25日(月)@アバディーン
やっとたどり着きました。不案内な外国の街に着くのに夜9時というのはちょっと不安な時刻ですが、ここまで北だとまだまだ明るい。そして寒い。
今夜のお宿はこちら、OPEN HEARTH GUEST HOUSE 。VisitScotland.comの忍耐GUY、ゴードンが予約してくれた、こじんまりとして落ち着いたゲストハウスです。
6月26日(火)@アバディーンのB&B
英国のB&Bやゲストハウスはたいてい、ご覧の通りステキなブレックファーストルームが用意されています。私の部屋は4階で、全荷物を階段で運ぶのはなんともはや一苦労でしたが、2階の部屋に泊まれれば、かなり快適でしょう。
早朝のチェックアウトだったので、フル・ブレックファーストを食べられなかったのが心残り。
6月26日(火)@アバディーン
シェットランド行きの便が朝9時半なので、トーストと紅茶だけ詰め込んで、あわただしく出発。
前夜、携帯で予約しておいたタクシーが、ちゃーんと迎えに来てくれましたよ。こんな時のために、ソフトバンクに乗り換えてあったんですね〜。うしし。っていうか、じつは、宿の1階にあった有料電話機の使い方がワカランかったのさ。
朝の光を浴びた花崗岩の家並みは、またひときわみごとです。
6月26日(火)@アバディーン
空港へ向かう車窓から、とある屋根の上にフシギな突起物を発見。鉄製のガーベラみたいなものが生えてます。
Sat.14.07.07 ヒースロー狂想曲

誰でしょうね、「明日はヒースローの悪夢〜シェットランドのお話でも」なんつって4日も放置してた人は。
ま、この齢になると旅の疲れも時差ボケもワンテンポ遅れてやってくるってことでエクスキューズミー。
(いや、じつは日頃から時差ボケライフなワタクシには、日付変更線なんてあまり意味がなかったりもするんですが)。

さて、予告どおり、英国上陸からシェットランドまでの道のりについて書こうと思っていたんですが、思い出してみたら、そう簡単にはシェットランドに到達できなかったのでした。

まずですね、到着したヒースロー空港がエライことになってたですよ。
とにもかくにも時系列に沿ってご報告いたしませう。



6月25日
15:00頃 フライト自体はしごく順調に、ロンドン・ヒースロー空港に着陸。
6年ぶりのブリテンですが、やり残している仕事が気になって感慨にひたる余裕はナシ。
というか、シェットランド島への中継地アバディーンへ便に乗り継がなくてわっ。
アバディーン便は18:20発なのでやたらと時間が余りそうではあるものの、とりあえずするべきことはやっておいて、出発ゲートそばで待つことにしようと、案内表示に従って進んで行きました。
どうやら乗り継ぎ便は別のターミナルから出るらしので、連絡バスに乗車。モスリム風の方々や日本人ツーリストと思しき皆様などをどっさり乗せて、バスは走り出したんですが…。
その道のりの長いこと!そして、裏ぶれていること!
あの、なんていうんですか、荷物の仕分け場所らしき倉庫街みたいなところを縫って行くんですよ。
はっきり言って空港の舞台裏ですね。いやもう思いっきり裏側。
いったいどういう構造になっているのかさっぱりわからないんですが、とにかくゴチャゴチャしていて煤けていて、機能性も美感もゼロな風景の中、グルグルグルグルグルグル走って、やっと目当てのターミナルに着いたところが、すくには下車できない。
ターミナルの入り口前で5分だったか10分だったか、とにかく停車。とにかく待つ。

で、ようやくバスのドアが開いて、ターミナルに入ると、これまたいきなり行列ですよ。
上階に向かって何重にも折れ曲がった人の列で、ターミナルのエントランスはいっぱいです。
何を待っているのかよくわからないままにただただ並ぶ。アラブ人も日本人もブラジル人もブリティッシュも、ただただ並ぶ。
列が進んで2階に着くと、どうやら自分は今まで荷物検査の順番を待っていたということがわかりました。

ま、それだけならどうってことないんですけれどね。
最近英国に行ってきた知り合いから聞きかじっていた情報では、
じつはここで、
手荷物合体の儀式
なるものが、我々旅行者を待ちうけているんですね。
なんでもテロ警戒のために…
★国内便では、機内持ち込みの荷物は1コしか認められない。
つまり、「複数持っている人は、なにがなんでも1つにまとめなければイケナイ」
というんです。
これ、テロ防止にどんな効果があるのかはなはだ疑問な上に、めちゃくちゃ面倒なんですと。
しかも「手荷物1コ」ルールが施行されるのは手荷物検査の瞬間だけなんだとか!
聞くだにアホらしい儀式ですが、しかし、どうしても免れられないことらしい。
ちなみに、成田でも経験済みの「液体ルール」についても、より規則が細かくなっていて…
★液体の持ち込みは、1コあたり100ml入り容器で合計1リットル以下をジッパー付きのビニール袋に入れること。
だとか。

そして実際、その通りだったんですよ。
ターミナル2階の(英国式でいえば1階の)雑踏の中では、手荷物合体の儀式が繰り広がっておりました。
はちきれそうなアタッシュケースをムリヤリ閉じようとしている南米系ビジネスマンだの、化粧品やシャンプーボトルがわんさと入ったボストンバッグにブロンド頭を突っ込んでいるヘソ出しカリフォルニアガールだのを挟みつつ、しかしそれでも列は粛々と続きます。
ただでさえ混雑している状態が、みんながこの儀式で手間取るためにいっそう停滞しちゃうんですが、それでもこの国では、とにかく並ぶ。意味がないような気がしても、みんなで並ぶ。
ちなみに「列」のことを英国ではキューっていいます。
もうキューキューです。

私は事前情報のおかげで、でっかい折畳み式ナイロン袋を持参していたので、手持ちカバンとポーチをこの袋で包んで事なきを得ましたが、しかし、いったん放り込んだ後で、パスポートやチケットを取り出すのはなかなかやっかいなんですね。
そして、ラップトップPCも必ずカバンから取り出して別のトレイに入れなくちゃならんのです。

さらに、ようやく手荷物検査を通過したら、今度は靴検査と来る。
靴ですよ、靴。ええ、みんなで靴を脱ぐんです。
靴下ハダシになって、我がお靴様が、無事にX線検査機を通り抜けるのを待つわけです。

もうね、このアホらしくもめんどくさい一連の儀式が終わった頃には、もう入国管理なんてヘのカッパですよ。
あーはいはい、サイトシーイングですよ。えー、アバディーンの他にはロンドンなんかにも滞在しますよ。
ってな感じで。

そんなこんなで、ようやくアバディーン行きの出発ゲートに着いたのは、もう18時をまわる頃。
時間を持て余すどころじゃなかったですね。

これから英国へご旅行のみなさんは、ぜひぜひお気をつけて!
って、今日はアバディーンまでもたどり着けませんでしたね。
続きは追って!

6月25日(月)@アバディーン
写真では一足お先に、アバディーンへ。いやね、じつはヒースロー〜アバディーン空港ではすっかり写真を撮るのを忘れていたもんで。夜9時過ぎ、ようやくたどりついたB&B前の町並みです。
Tue.10.07.07 アイム・バック!

「あ゛〜、早く起きてAΘЖ☆♪♯に犬を連れて行かなくちゃ」
「ってことは、このホテルから今朝コーチが出てるかどうか調べて、hーと、え゛ーと…」
「はっっ!? いや待てっ、今日はもう日本に帰る日だぞ?」
「AΘЖ☆♪♯に行って帰ってから空港に行くなんてこと、いったいどうしたらできるですか?」
「それにしてもここ、暑いし」
「だいたいもう朝方だよね? やけに暗くない?」
「そういえば、ここって変わってるよ? イギリスにしては珍しく、壁やドアのつくりが、ミッドセンチュリーっぽくないかい?」
「壁の感じとか、なんだかわが家とそっくりだよ? 部屋がちっちゃいところも…ま、安いホテルだしね…」
「それにしてもうちに似てるよ………」
「………って、ココ、うちじゃん!!」
(やっと覚醒)

…というわけで、帰って参りましたよ。洪水とポンド高の英国から。
AΘЖ☆♪♯っていうのは、私の脳が勝手に作り出したイングランドの田舎町の名前です。
先ほど…未明に、AΘЖ☆♪♯に行かなくてはと、焦りながら目覚めたんですが、夢の中ではまだ帰国してなかったんですね。

いろいろ実り多くもあり、悔やまれることもありましたが、
6年ぶりの英国は、やっぱりおもしろうございましたよ。
しかしまあ、何からお話して良いのやら…。
別に旅行記ページでも設けて、書こうかなとも思いますが、そういうことを言っているとまたいつになるかわからんワタクシなので、明日から順番に、いやたぶん思いついた順に書きつらねてみようかと思っとります。

とりあえず、今回の旅程をご紹介。

6月25日〜26日:アバディーン
6月26日〜28日:シェットランド島ラーウィック
6月28日〜7月3日:ロンドン
7月3日〜7月4日:南ヨークシャー
7月4日〜7月7日:イングランド南西部エクセター
7月7日〜7月8日:ヒースロー

シェットランドとその乗り継ぎのためのアバディーン泊は、純粋にプライベートなホリデイ、その後は仕事がらみ。どこもみんな良かったんですが、あっちこっち行って移動に時間をとられ過ぎたのがいささか残念だったかもしれません。

ま、とにもかくにも、明日はヒースローの悪夢〜シェットランドのお話でも。

6月25日(月)@成田
いつものように前夜から旅支度→徹夜明けで成田というパターンでした。出発前に完了→送信するはずだった仕事を未完のまま道連れにして、蒸し暑い梅雨空のもと成田へ。ちとユーウツな気分で飛行機に乗り込みましたが、行きは20年ぶりくらいの一人旅、やっぱりワクワクしますよね♪
6月25日(月)@機内
乗って2時間もすると昼ご飯。日本で積み込んだからでしょうが、この幕の内風お弁当、美味しかったですよ。手前の笹の葉の包みは、梅じそ味のおこわ風ご飯。
ちなみに、エコノミーの拷問のように狭いこの空間で、ひとりゴソゴソと資料を広げ、ノートに手書きでコピーをひねりだそうとしていた哀れなオンナはワタクシです。隣の席の、ツアー参加者らしいおしゃれな中年女性の目には、さぞかし怪しく写ったことでしょう。
6月25日(月)@機内
とかなんとか言っているうちに、たぶんこれはロシア上空。やらなくちゃならんことがある時って、辛く長いフライト時間も、意外に早く過ぎるもんだということがわかりましたよ。ま、仕事が済んでいれば爆睡したに違いないので、やっぱり早く過ぎるんですけどね。

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